ホテル内の換気情報
- 2021/01/19
- 08:24

二酸化炭素濃度測定器。
1000ppm未満なら良好なのだそうです。
レストランやフロント周辺など、人が同じ時間に集まりそうな場所で測定です。
ホテルの換気システムだと、計測器に直接息を吹き掛けると、一度2000ppm位まで上がっても、一分くらいで屋外並の数値に落ちるようです。
正直な感想としては、自然換気より機械換気の方が、換気ははるかによいですね。
といいますのは、宿泊施設の場合には、多くがビル管理法で元々基準が定められているために、普通のご家庭のように排気(室内の空気を屋外に出す)だけでなく、給気(同時に同量の外の空気を室内に入れる)よううに設計されており、給気口・排気口がそれぞれ、適切な位置に設置されているため、一箇所の窓を開けておくだけの場合の一方通行の給排気よりも、空気の流れる量や方向が一定になるためです。(もちろん、給気ダクトや廃棄ダクト、フィルターの清掃が定期的に継続されている場合です)
現在はお客様が少ないので、通常営業時の二酸化炭素濃度がどのように変化するかは、非常に興味があるところです。